rekordbox と OBS Studio による DJ+VJ 配信(Mac)

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はじめに

新型コロナウィルスの蔓延が懸念される今日このごろ、
皆様は健康にお過ごしでしょうか。

ワタクシは今のところ罹患していない(無症状という方が適切か?)のですが、
この国難の前に出演予定だったイベントも飛んでしまったのであります。
ああ、コロナが憎い。ガッデム

Twitter の TL を見ると、同じくイベントが取りやめになった DJ さんが配信をしています。
これをみて「あ、なんか面白そう」って思ったので真似した次第です。

Mac の環境の記事あんまり見当たらなかった事もあり、書き残しておこうと思います。

(追記)
なお、後に PCDJ と配信 PC を分ける構成でも実践し、記載しています。
ご参考になれば幸いです。

環境

私は DJ に加えて映像も流す VDJ スタイルでやることが多いので、
それも加えて配信できるよう、今回は以下のような構成としました。

使用した機材:
・Mac:Macbook Pro 2017(2.4GHz / 16GB without Touch bar)
・DJコントローラ:DDJ-RB
・オーディオインタフェース:YAMAHA MG10XU
・iPad

使用した配信サービス:
Periscope

DJ + VJ でだいたい CPU 使用率 20% くらい、
配信開始で 25% くらいに落ち着いていました。(ファンは回った)

CPU は良かったのですが、USB バスパワーが限界だったのか、
電源挿しているのにバッテリーが減っていくという恐怖演出が。

もう少し最適化がいるかも知れませんな。

音声について

設定を駆使すれば、rekordbox dj から OBS Studio に直接音声を流し、
かつ PC スピーカーから MASTER OUT のモニターも取れます。
一見ベストですが、CUE モニターが出来ないトラップに気づきました。

それを回避するため、rekordbox dj からDDJ-RB に音声を流し、
RB の MASTER OUT からオーディオ I/F に渡すという折返しの構成にしました。

この入力は OBS Studio からは何故か「マイク入力」として認識されましたが、
無事に配信の音声に乗りました。

OBS Studio の配信時、インジケーター振れてるのに配信音声に乗らないときがありました。
インジケーターだけを信用せず、テスト配信で音声が乗っているか必ず確認しましょう。
(スマホとかで確認できるはず)

※ちなみにオーディオ I/F の MG10XU は完全にオーバースペックです。
楽器触ってる関係でたまたま持っていますがもっと安価なもので OK です。

動画について

VJ 用ソフトを使わずプレゼンテーションソフトを使っているので、
iPad の Keynote の画面を Mac に取り込んで出力させています。
特別な機材は不要で、QuickTime の画面収録で iPad の画面が表示できるので、
それを OBS Studio の「ウィンドウキャプチャ」によって取り込んでいます。

Mac の Keynote でできないかと思ったんですが、別ウィンドウでの取り込みが NG なのと、
流石に rekordbox と同時に操作が出来ないですよね。

あと、このウィンドウキャプチャを使って rekordbox dj の画面を選択して、
それを配信に乗せることもできちゃいます。
画面を右クリック→「変換」から、見せる範囲を指定する事もできます。

この例では、フェーダー部分だけを切り抜いています。(左下)
右上の #VGMDJ は OBS Studio でテキストを入れています。

配信サービスについて

今回は Periscope を使っています。
理由としては「すでにスマホにインストールしていたから」です。
最近は Twitch が流行ってるみたいですね。
#まあ本当の理由としては Twitter のクライアントで TL の1番上にくるからなんですけどね。

解像度を 640 x 480 くらいに落としてたので画質はたいそう悪かったです。
もう少し上げても良かったかも?

今回の DJ 配信

上記の構成で 2020/04/04 15:00 〜 16:00 で DJ 配信しました。

アーカイブ残ってるみたいですね。
セットリストは以下のとおりです。

あとがき

今回はソロ配信という感じでしたが、複数者音声通話などのサービスを更に活用して、
VJ 役の人が映像とともに配信すれば、全員リモートで配信イベントできちゃうかもしれませんね!

それにしても、ほんとコロナくたばらねぇかな

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