激しくネタバレが含まれるのでプレイ中の人は注意してください。
海図をラインバックに渡したリンク君は、後を追ってラインバックの船に向かいます。
ラインバックの元には先客がいました。
あっ シーワンじいちゃん!
どうしてここに?
」
シーワン「
うむ ちょうど橋が直ったので
おぬしらの様子を 見に来たのじゃ
しかし リンクよ
まさか あの海王の神殿に入って 無事に帰ってくるとはのぉ
まだ 子供なのに なんと勇敢なことか・・・
」
ラインバック「
まったく このじいさんのおかげで
とんでもない 神殿にもぐりこまされたもんだ!
」
シーワン「
あの神殿は普通に入ったのでは 命を落とす恐ろしい場所じゃ・・
そのことを聞いた者はたいていあきらめるので 言うまでもないと思うとった・・
しかし 勇敢な者もいるのじゃな・・・
」
ラインバック「
(胸を張りながら)
そりゃ そうよ
オレ様はなんといっても 名高い・・・
」
シーワン「
(杖で床を叩きながら)
おぬしのことではない!
おぬしは ただのむぼう者じゃ
現にリンクが現れんかったら・・・
どうなっておったか・・・
」
ラインバック「
なに!オレは足をくじいて調子が出なかっただけだ!
いつもならあんな神殿の1つや2つだな・・・!
」
シーワン「
まあ そうわめくでない・・
それより 海王の神殿で手に入れた海図の謎は とけたのか?
」
ラインバック「
いや それが色々試したんだが
どこから見ても普通の海図で謎なんて隠されてそうにねぇんだよ
・・・って なんでじいさん 海図のこと 知ってるんだよ!?
」
シーワン「
ふぉっふぉっふぉっふぉ・・・
やはりのう・・
おぬしでは その謎はとけまい
ほれ 海図を貸してみなさい
・・・・・・(上画面に海図表示)
ふむ 本当ならおぬしらが行くべき場所を描き記してあるのじゃが
海図の表面をさわると ゴワゴワする部分があるのぉ
リンクよ!おぬしなら この謎が解けるのではないか?
」
唐突に話を振られたリンク君は海図を受け取ります。
ゴワゴワしてるとの事でしたが、要は写し絵(凸凹の上に紙を敷いて鉛筆でこすって模様を浮かび上がらせる技法)ですね。
適当にスクラッチすると右下に変な模様が・・・。
あ・・・何か模様が浮き出てきたわ!
」
シーワン「
この印(模様)がある島は 火山の噴火によって出来た
「火の島」と呼ばれる島じゃ
リンクよ!
この火の島には 未来を見通す力を持つ
フォーチュンという予言師が住んでると聞く
幽霊船につながるがかりはその者に聞いてみるがいいじゃろう
」
ラインバック「
ああ これが火の島か・・・
ま・・まあオレもここに何かあると思ってたぜ・・・!
この島に行って フォーチュンってやつに 会ってくればいいんだな!
よし じゃあ 火の島に向けて出発だ!!
」
シーワン「
シエラよ おまえも リンクに ついて行きなさい・・・
きっとリンクの役に立つ事もあるじゃろうし
外の世界を見ればおまえの失われた記憶の手がかりも見つかるかもしれん
」
シエラ「
うん!そうするわ!
ラインバックといっしょに行くのは シャクにさわるけど
アタシも 外の世界が見てみたい!
」
ラインバック「
なんだ~? この 小うるさいチビ妖精もいっしょかよ・・・!
まあいいか・・・
よーし とにかく火の島に出航だ!!
リンク!準備はできてるか?
」
リンク「
ばっちり(選択)
」
ラインバック「
よーし 出航!
船に乗りこめ!!
」
リンク君はラインバックについて船に乗り込みます。
間を空けず、船は汽笛を鳴らして港を出ます。
よーし!それじゃあ 大海原に出発するが・・・
オレ様はエンジンの調子を見なきゃならねぇ
進路は おまえにまかせたぞ
海図に出てる羽ペンアイコンで航路を描くんだ
そしたら おまえの描いたとおり船を動かしてやる!
試しに描いてみろ
」
なんとリンク君は海図に航路を描くだけです。
ラインバック船長は親切。
早速書き込むと「よーし 出航!」と船が動き出します。
数秒後、ラインバックが船を止めます。
おっと 言い忘れてたが・・・
船は 画面はしのギアを「すすむ」にすれば進む!
「とまる」で停まる!当たり前だな
視点を変えるには 画面のフチをタッチだ
上下左右を こまめにタッチして 周りに気を配れ!
」
船首近くで身構えて見張りをしているリンク君が何とも凛々しい。
船にはライフゲージがあるので、敵が出てくるようです。
というか、無くなったら船が沈んでゲームオーバーです。(ゲームオーバーの音楽も味のある切なさで、また良し。)
港に入ると全快しますが、敵がハート落とす以外に途中回復の手段は無いので、イベントが入ると結構キツかったりします。
と、いろいろ遊んでいる内に火の島に入港。
ここが じいちゃんの言ってた火の島ね!
やっと着いたわ!
」
ラインバック「
おう リンク!
オレ様のすばらしい舵さばき なかなかのもんだったろう?
」
シエラ「
よく言うわよ!
島の場所も知らなかったくせに!
リンクがきちんとこうろを描いてくれたおかげじゃない!
」
ラインバック「
なんだと!? ふんっ!
シロウトにはオレ様のすごさが わからネェんだよ
リンク オマエは わかるよな?
」
リンク「
まあね(選択)
」
ラインバック「
そらみろ!リンクは ちゃーんとわかってるじゃネェか
ようし!そんなリンクに 大事なニンムを与えよう!
例のフォーチュンって占い師を探しに行ってくるんだ!
・・・オレ様は船の整備をしながらここで 待ってるからな!
」
シエラ「
また アタシたちだけ?
ホント こわがりなんだから!
」
ラインバック「
と とにかくだ
オマエらが行ってこい!
じゃあ ヨロシクたのんだぜ!
あぁ いそがしい 船の整備は いそがしいなぁ!
」
ラインバック船長が操舵しなけりゃたどり着けなかったので、
当然「まあね」です。
って訳でリンク君は予言師フォーチュンを探しに行くことになります。
とりあえずすぐ隣に家があったので入って見ることに。
誰もいません。
懲りずに隣のちょっと変わった家に。占いの館なんだそうです。
奥の階段から下に降りると、リンク君いきなり閉じ込められます。
それとともに大量の敵出現。
どうみてもオクタロックな敵が8匹ほど岩を吐いてきます。
全部倒すと入り口の扉が開き、奥の扉に近づくとシエラが話しかけてきます。
ねぇ リンク
ちょっと待って!
このトビラの向こうに なにか気配を感じるわ・・・
ほらっ!奥から足音が聞こえたでしょ!
でも トビラがしっかりと閉まっちゃってるね・・・
どうしよう・・・ 声を出して呼んでみようか?
せーのっ
」
・・・ってマイクに向かって声を・・・?
小声で出してみますが、人前じゃできないな。。
どきどき魔女審判並に。
ちなみに別に声を出さなくても、息を吹きかけるだけでおk。
???「
・・・だれ?
だれかそこにいるの?
」
シエラ「
やったわ リンク
声がとどいたみたいよ!
」
???「
魔物はいなくなった?
早くここから出してちょうだい
」
シエラ「
この部屋は もう安全よ
もしかして・・・あなたが占い師のフォーチュン?
」
???「
そうです・・・
わたくしがフォーチュンです
魔物から身を守るため ここにかくまわれたのですが・・・
さて困りましたわ・・・
実はこのトビラは内側から開けることができないのです
どなたか存じませんが このトビラを開けてくださいまし?
」
リンク「いやだ(選択)」
フォーチュン「
そ そんな・・・ひどい
ここから出していただけたら なんでもしてさしあげるわ・・・
どうか どうか このトビラを開けてくださいまし?
」
リンク「もちろん(選択)」
フォーチュン「
ありがとう それじゃよろしくお願いしますわ
トビラのとなりに 壁掛けの地図がありますね?
それを使って トビラが開くはずなのですが・・・
どうやったらいいのかは わたくしに使えるカシヅクしか知らないのです・・・
」
シエラ「
わかったわ!
とにかくカシヅクって人を 探せばいいワケね!
待っててフォーチュン! すぐにそこから出してあげるわ!
」
フォーチュンを見つけたリンク君は表に出て、カシヅクって人を探しに行きます。
そういやあの魔物の罠はカシヅクって人が仕掛けたんでしょうか。
また隣に家があったので入って見ます。
中には日記帳と、何故か燭台が・・・
だれかが これを読んでいるとき
わたしはシカバネになっているのだろう・・・
しょく台に火を灯すため東へ向かう
カシヅク
」
シエラ「
リンク これってカシヅクの日記よ!
東へ向かったみたいね
アタシたちも急ぎましょ!
」
どうやらカシヅクの身に危険が迫っているようです。
なぜ燭台に火を灯すのかは分かりませんが、急いで東へ走ります。
島の東のきわまでたどり着くと・・・
わっ リンク!
あんなところに シカバネが・・・
」
遅かったようです。
既に骨になってるんだから、そりゃあもう、相当前に遅かったようです。
近づくといきなり亡霊が出現。
こんなところで 力尽きてしまうとは・・・
無念なり・・・
」
シエラ「
きゃあ!
ゆ ゆうれいよ!
リンク お願い やっつけちゃって!
」
(リンク君、すぐさま踏み込もうとする)
亡霊「
ちょっと ちょっと!
いきなりやっつけようなんて あんまりじゃないですか・・
今でこそ こんなナリですが 悪いゆうれいじゃないですよ・・
」
シエラ「
・・・
言われてみれば たしかに そんなにこわそうじゃないわね
」
亡霊「
わたしは カシヅク・・・
占い師のフォーチュン様にお仕えしていたものです・・・
」
シエラ「
まぁ あなたが?
こんな姿になっちゃって・・・
かわいそう・・・
」
カシヅク「
これも運命と受け入れれば・・・
それほどつらくはないですよ
カラダも軽くなりましたし・・・
そんなことよりも フォーチュン様が心配で・・・
このままじゃ化けて出そうです。
」
既に化けて出てるのですが、気にしない。
フォーチュンなら さっき会ったわ
トビラを開けてってたのまれたの!
」
カシヅク「
な なんと!
フォーチュン様はご無事で!?
それでは わたしの代わりに トビラを開けてくださいませ
開け方をお教えしましょう・・・
この島に点在する3つのしょく台の位置がカギになっています・・・
それらを覚えておけば トビラは開けられるでしょう・・・
その1つは ここにあります(上画面に表示)
忘れずにメモしてください・・・
どうかフォーチュン様を・・・
お守りください・・・
」
燭台の謎が解けました。
それとともに新しい謎が。
なぜ魔物がいるのにカシヅクはトビラを開こうとしたのだろうか?
気にしながらも忘れることにします。
残りの2つのうち、1つは島の最北端にあります。
残りの1つは・・・ああ、カシヅクの家にあった燭台ですね。
3つの燭台の場所をマップに書き込んだら、占いの館に向かいます。
トビラの隣、壁の地図を調べると「結界をつかさどる 3つの炎の位置をしめせ」とあります。
マップに書き込んだ場所をタッチすると「正しいところをタッチした・・・」
すると扉が開き、フォーチュンが出てきました。
トビラを開けてくれてありがとう
やっと外に出られましたわ
魔物を倒してしまうとは・・・
ただものではないとお見受けしました
あなたのお名前をうかがってもよろしいかしら?
」
リンク「やめとく(選択)」
シエラ「
ケンソンしなくてもいいのよ
この子は リンク
アタシはシエラよ よろしくね
」
フォーチュン「
リンク・・・
優しさと強さをかねそろえた とてもいい名前です
ところで あなたはどうして この島にやってきましたの?
」
(選択肢:幽霊船、バカンス、わすれた)
リンク「バカンス(選択)」
フォーチュン「
バ バカンスだなんて・・・この島では できませんわ
あるのは火山だけ・・・
リンク あなたの目的はもっと大切なことでしょ?
」
(選択肢:幽霊船、わすれた)
リンク「わすれた(選択)」
フォーチュン「
・・・わすれっぽいのですね
もっと脳をきたえないとダメよ
ちゃんと思い出しなさい?
何を探しにこの島にきたの?
」
リンク「幽霊船(選択)」
シエラ「
リンクはね
幽霊船にさらわれたともだちを探しているの
それでフォーチュン
あなたの占いで幽霊船について なにかわからないかと思って・・・
」
フォーチュン「
そうだったのですか・・・
実は 先日この島にも幽霊船がとつぜん現れました
そして わたくしはその魔の手から逃れるため ここにかくまわれていたのです
・・・そういえば カシヅクが見あたらないけど どうしたのかしら?
」
シエラ「
フォーチュン・・・
あの その カシヅクはね・・・
」
フォーチュン「
・・・そうですか
そんな気はしていました・・・
全ては わたくしの占いの通り・・・
しかし それもわたくしの運命・・・
悲しんでばかりはいられません
きっとカシヅクも そう望んでいることでしょう・・・
助けていただいたお礼に なんでも占ってさしあげますわ
」
リンク「いいえ(選択)」
フォーチュン「
とてもケンキョな方なのですね
遠慮なさらずともよいのですよ
助けていただいたお礼に なんでも占ってさしあげますわ
」
リンク「はい(選択)」
フォーチュン「
それでは 上の部屋で待っていてください
お連れの方がいらっしゃるなら 呼んできてあげてくださいまし
わたくしは準備をしてから すぐに向かいます・・・
」
シーンが切り替わり、リンク君はフォーチュンを待っています。
そこにラインバックが入ってきました。
ここが占いの館か
いかにも当たりそうな感じだな
で フォーチュンはどこだ?
早いとこ占ってもらおうぜ!
」
(フォーチュンが奥から入ってくる)
フォーチュン「
おそろいのようですね・・・
それでは はじめます
」
間髪いれず水晶玉が光り出します。
「ナンタラカンタラ○△□~」みたいな呪文でも言うのかと思ったら、いきなり仕事に入ります。
・・・・・・
見える・・・あなた方の未来・・・
邪悪なるヤミ・・・大いなる海・・・そして 聖なる光の声・・・
むむっ 出ました!
ガブリと言うわ 心して聞くように
リンク
もしあなたが本当に幽霊船を見つけたいと望むなら・・・
邪悪なるヤミの力と戦うことになるでしょう
それでもあなたは テトラを助けたいのですか?
」
リンク「やめとく(選択)」
フォーチュン「
そうですか・・・
それもあなたの選んだ道 仕方ありませんね・・・
」
(リンク君、館から立ち去ろうとする)
ラインバック「
おい リンク!?
お宝・・・いや テトラを見捨てようってんじゃないだろうな?
」
シエラ「
ねぇ リンク
もちろん 助けるつもりよね?
」
・・・。
シエラ「
うそ そんな・・・
ねぇ リンク
テトラを助けたいって言って
」
私がセンチメンタルなのか、そろそろ胸がズキズキしてきた気がするので、ここらでイタズラは置いておきます。
シエラ「
アタシ 信じてたわ
さあ フォーチュンのところへ
」
フォーチュン「
やはり 戻ってきましたね
全てはあなたの運命なのです
しかし これから先 多くの困難が待ち構えています
それでも 幽霊船にとらわれたテトラを助けたいですか?
」
リンク「もちろん(選択)」
フォーチュン「
よろしい
まっすぐで 少しのくもりもない きれいな目をしていますね
では この島の山頂にある炎の神殿に向かいなさい
そして そこに巣食うヤミの力を打ち倒すのです
そうすれば あなたはもとめる道を切りひらく力を手にすることができるでしょう・・・
リンク あなたは運命を変えられる強き心を持っています
助けを求める光は どんどん弱くなっています
急いであげてください
」
ラインバック「
ヤミの力か・・・
おい リンク!
ちょっとヤボ用を思い出したから
オレ様は先に帰るわ じゃあな!
」
ラインバックは駆け足で館を出ます。
・・・
なによ アイツ
あんなの 放っておいて
さっそく神殿に向かいましょ!
」
今回のリンク君は正義感が足りない・・・と言いたいが足りないのは私の正義感。
という訳で、リンク君は炎の神殿のヤミを打ち倒しに向かいます。
今回のリプレイはここまで。