寝台特急サンライズ出雲・瀬戸(大阪→東京)に乗ってきた!

この記事は約12分で読めます。

はじめに

大阪府岸和田市在住なものですから東京行くときはだいたい新幹線に乗ってるんですよね。

岸和田から関空へは何気に約20分くらい(新大阪は1時間くらい)で行けるので、一応 LCC も選択肢に入るんですが成田から東京までが結局ハイコストなのと、関空の第二ターミナル遠すぎ問題+搭乗手続きのリミット・・・などを考えると結局1時間掛かる&遅延しがちなのでほとんど使用しません。

新幹線はちょっとお高いですけど時間の正確性は随一だし、EX-IC 始まって今ではコロッコロ予約変えられるし、乗る頻度考えたら全然 OK かなーと。

で、何度も何度も東京遠征しまくってると、新幹線乗るのにドンドン新鮮味が無くなってくるものでして、東京~大阪間の2時間半なんてマジでスマホ弄ってるだけで終わってしまうんでありますよ。
いや別に特別感出さなくて良いんだけどね。

道中見るものと言えば富士山か浜名湖か、天竜川か・・・

食べるものと言えば新大阪駅の yokoo のビーフカツサンドか・・・

なんだよ、結構楽しんでんじゃねえかよ。

まあそんな感じなので、東京以外のどこかにお出かけするときは新幹線だけじゃなくて、何かしらのエッセンス(航路 とかローカルの特急とか)を加えるように出来たら、楽しいなーと思ったりして、そのように心がけたりするんですけど、
大阪から東京に行くのに 夜行列車 があることを最近知ってしまったので、この度乗ってみました。

なんだよそれエッセンスどころの騒ぎじゃねえじゃん、メインディッシュじゃん。
っていうか「一生に一度は夜行列車に乗ってみたい!」みたい話はよくあるけど、意外とすぐ近くにあったじゃん。

いくつになっても、やっぱりこう頭の中は男の子といいましょうか。
夜行の乗り物ってワクワクします(※)よね。この前 夜行フェリー 乗った時も思いました。
※・・・夜行バスは除く

なので寝台特急サンライズ乗った時の記録を残しておこうと思います。

予約(大阪→東京)

そもそも、まず ここが一番ハードルが高い です。最初で最後の関門と言えます。

JR の きっぷ は1か月前の10時から予約開始なのですが、サンライズは2022年10月で現存する唯一の定期運航の寝台列車。速攻で売り切れるので鉄道ファンの皆さんとの殴り合いに勝つ必要があります。

なので

・1か月前の10時よりも前に JR のみどりの窓口に赴き、駅員様に事情を話し俗にいう『10時打ち』する
・『e-5489』から予約する ※東京の人も、東京駅の一部券売機で受け取れるらしい

などの作戦を立てる必要があります。

コミュ障が10時打ちなんて出来るわけが無いので私は後者の『e-5489』から予約(セルフ10時打ち)に挑戦。
別の日に予行演習も行いました。

結果、無事にサンライズ出雲 のシングルの きっぷ を手に入れることが出来ました。

シングルは大阪→東京間で特急券と寝台券がセットで 10,600円 になります。
(東京までの乗車券 8,910円は

せっかくだから理論で『シングルデラックス』を狙いましたが、10時数秒につながった時点で売り切れていましたのでこれを狙う人は『10時打ち』の上でお祈りするしかないのでしょう。

なんなら『サンライズ瀬戸』のシングルも速攻で売り切れたので、焦りながら『サンライズ出雲』の予約に切り替えました。サンライズ出雲と瀬戸は岡山駅で連結、切り離しされることから 大阪発だと東京行きしかないので 別にどっちでも良いのが少し取りやすいアドバンテージになりますね。

当たり前ですが、00:33 発なので乗る瞬間の日付の きっぷ(大阪発の場合 実質的に翌日)を買う必要があり、間違って乗る前日の きっぷ(実質的に当日) を買おうものなら、
乗れないわ、窓口閉まってるわ、諦めて帰ろうにも終電無いわ、で色んな意味で死ぬと思います。

余談:VISA のコンシェルジュサービス(VPCC)に依頼する※不可

10時打ちなんて高度なことは出来ないのですが、クレジットカードのコンシェルジュサービスに頼んで取ってもらう人のブログを見たことがあるぞ・・・と思って聞いてみることに。
ちょうどプラチナカードの運用を始めたんですが、コミュ障過ぎて使う機会が無かったんですよね。

LINE 経由で実際に依頼してみたところ・・・

なんと VPCC では 2022年04月 以降、サンライズの手配を行っていないようでした。書き方からしてコンシェルジュ側というよりは、JR の仕組みが変わったのかしら?

その他のきっぷの手配などは自宅への配送含めて行ってもらえるようです。

ということで、VPCC ではサンライズの予約は出来ませんでしたが、AMEX のコンシェルジュはマルス(発券機)を持っている・・との噂があるので AMEX なら出来るのかも?AMEX 持ってないから知らんけど。

待合室まで

最終電車が近づくころ、梅田の JR 大阪駅(新大阪じゃないよ)の11番ホームの案内板に『サンライズ瀬戸 出雲』の標示が。これだけで若干テンションあがるよね。
11番ホームは『特急 サンダーバード』専用みたいになってるあのホームですね。

駅の改札をくぐるまでにすることが幾つかあります。

入場前にすること:前日開始の乗車券を買う

同時に購入していればよいのですが、窓口券売機が閉まる前に東京までの乗車券を買わなければなりません。
このとき気を付けなければいけないのは有効期間の開始日が前日の乗車券を買う事。
ここでサンライズの きっぷ に併せて、発車日の乗車券を買ってしまうと 00:00 を超えるまで乗車券の効力が働かないので ホームの待合室に入ることは出来ません。(

なので 10月10日 00:33のサンライズに乗る場合は、10月9日の乗車券を買えば5日間有効なので余裕で OK です。10月10日の乗車券を買うと、0時を過ぎるまで入れません から、すべての店が閉まった大阪駅の改札前で立ち尽くして0時を待つことになります。

※・・・通れないと思ってるけど試したことないし、そもそも詳しくも無いので 何らかの特例があるとかで通れたらゴメン。

入場前にすること:銭湯に行く

サンライズはシャワー設備を装備していますが、水タンクに制限があり補充もされないので数量限定のシャワーカードを購入する仕組みになっています。(シングルデラックスは配布されるので確約)

で、島根県だとか香川県だとかから同じ条件のお客様をたくさん載せてつらつらと走ってくるわけですから、大阪だと既に売り切れてます。ってか、売り切れてました。

なのでサンライズのシャワーなんて存在しないものとして、あらかじめ銭湯にでも行ってさっぱりしておくのが良いです。

大東洋とか梅田の隣駅(中崎町)だし、時間も潰せて良い感じなんじゃないですかね。

入場前にすること:買い出し

だいたい23時くらいになってから改札を通ることになると思いますが、改札内のお店はすべて閉まっています。
せいぜいドリンクの自動販売機だけですので、改札くぐったあとに軽食やビール買いたくなった人は負け組です。必要な人は必ず事前に買っておきましょう。(私は中崎町のコンビニで買ったけど、最寄りは大阪駅の桜橋口らしいね。)

で、私は缶ビールやペットボトルのお茶を冷たいまま持ち込むためだけに保温容器を買いました。

必須ではないですが、翌朝までしっかり冷たい感じでしたのでオススメ。

一応自販機があるけど売り切れリスクもあるし。

11番線ホーム~待合室~乗車

ホーム

実質特急サンダーバード専用ホームの11番線ですが、新幹線かよってレベルでホームが長いです。
このホームの遥か彼方、逆の先端に待合室があります。

歩いて普通に5分くらい掛かる気がする
途中までには乗車口の案内があるが、1~2号車はホームからはみ出してるので無い

0時を超えると終電が終わるのか、超大型駅なのに待合室の外の音が無くなります。
これはこれで、待合室の外の世界の時間が止まったようで新鮮な感覚。

待合室を出てホームの先を見ると、「特急サンライズ号にご乗車のお客様は、ご通行ください」の札が。

普段通れなさそうな通路を進むと暗いホームの足元にサンライズ出雲の案内標示が。

振り返るとこれまた大阪駅の普段見られない光景が広がっているのでした。

サンライズ乗車

遅れていたため 00:30を少し回った10分後、サンライズがやってきました。

これはもう電車が入ってくるだけでテンションがあがりますよね。

1号車付近はホームに明かりがないので光る標示が更に際立ちます。

雰囲気バツグンな木製の車内を進んでいざ自室へ・・・

サンライズ出雲

自室

今回は下の階の部屋を取ることが出来ました。
思ってたよりは広く、立っても頭をぶつけないカプセルホテルって感じでしょうか。

若干ですが荷物を置く 35㎝ 程度のスペースもあります。2日分の荷物が入ったボストンバッグとバックパックを置けました。数日分のキャリーとかだと相当厳しそう。

テーブルにはプラスチックコップが1つ配置されていますので、ペットボトルのお茶とか飲むのに便利です。

シングルだと寝巻まで用意されています。
実は外部から電子錠でロックも出来ますので荷物を置いて探検も出来ますね。

ただ乗車直後に 検札 があるのでそれまでは自室にいないといけません。

寝巻のまま外に出るのは憚られるので、一応普段着のまま車内探検へ

車内

デッキ

まずは評判のデッキへ

外が暗くて中が明るめなので、あまり車窓からの様子がうかがえませんでした・・。
朝に来るのがオススメなのかも。

シャワー
売切中

事前情報の通り、見事に売り切れでした。SALEEndが交互にチカチカしています。
いや、分かるよ・・・記念品として買って帰りたい感もあるし。(やめなさい)

なんか発車前で既に売り切れるみたいな話も聞くから大阪じゃ無理だね。

シングルデラックス車両

お金持ち・・・というかお金を積んでも取れないので、どちらかというと『10時打ち』をして更に勝ち抜いた選ばれし者たちのためのお部屋。

あとで獲った人のブログを拝見すると、10時打ちで成功した駅員さんが明らかに嬉しそうだとか、ガッツポーズするとかの話も見たので本当に選ばれし者専用といえましょう。

全部のお部屋が階下にあるんですね。広そう。

のびのび座席

空いている座席があったので覗き込んでみました。

・・・結構広いな?これだったら同じくらいの荷物は持ち込めそう。

今回はシングルで快適移動したので、次回はちょっぴりハードな移動体験するのも良いかも・・・?
・・・いかんいかん。俺は鉄道マニア でも 限界旅行者 でもない。でもちょっとやってみたい。

再び自室へ

一通り探検を終えたので再び自室へ

↑は発車直後の映像なのですが、サンライズの神髄は自室を真っ暗にして取り込む、車窓からの光の流れなんじゃないかと感じますね。これはもうとんでもない特別感で、否応なしにも高揚します。

真っ暗な中、ビール飲んだりしながら若干トリップ気味に車窓を見続け

何やってんだこいつ。

寝られるかどうかでいうと結構寝られましたが、私はトイレが近く睡眠が浅めなので結構起きちゃうのと、高揚感+寝るのが勿体ないという思いに駆られてしまう事から、初めてのサンライズは HP に余裕がある「往路」で乗った方が良いんじゃないかと思いますね。

寝るために寝台車に乗ったのに、寝るのが勿体ないって。

まあ、初めてなら寝られて2~3時間ってところじゃないでしょうか。私は2時間くらい。
眠くはなります。よく考えたら大阪駅から乗車した時点で午前 00:30 だしな。

この日の日の入りは調べたところ 5:45 でちょうど熱海駅だったのですが、この時間帯でデッキにいくと海が見えたりして楽しかったりするんでしょうね、多分。(翌日があるので寝なおした)

寝る前に

人が活動し始める時間になると、駅のホームから車内が丸見え(特に階下)なのでちゃんとカーテンを閉めておかないとスッゲー恥ずかしいことになります。

サンライズ下車

楽しい時間はあっという間に過ぎるものなのでもう東京についちゃいました。まあ寝たしな。

非常に名残惜しいのですが東京駅のホームでサンライズ出雲とお別れ・・・

東京駅到着時のサンライズ出雲の終点アナウンスを録音しておきました。

おわりに

内装も素晴らしくて、例えあまり寝れなかったとしてもシングルに一度でも乗るとファンになってしまう事でしょう。ただの移動手段なのに、きっとあなたの『遠征』を『旅行』に変えてくれます。

サンライズも走り出して20年以上が経ち、特に後継も発表されていないのでもしかすると本当に寝台列車が絶滅してしまうかもしれませんね。なので早く乗った方が良いよ。

一生に一度は、のつもりでしたが、ああ、また積極的にサンライズ出雲乗りたい・・・

私は鉄道マニアじゃないけど。

タイトルとURLをコピーしました