はじめに
師走だけあって、別に師でもないのに忙しくてテンテコマイな今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
さて、以前に『OBS Studio で極める Youtube ポン出し VJ (Win編/Mac編) 』という投稿を書いたのですが、VJ ソフトの Resolume を買ってから2年経ち、VJ をお受けしはじめて2年が経ちました。VJ 3年生!
去年に『 現在組んでる VJ システムの話(2023年12月版)』という投稿をしていて、
ひとつの完成形、チェックポイント(人に紹介できるであろう部分)に近いと思っています。
一方で、以下のようにも書いています。
やりたい事やひらめき、出来ることと試行錯誤の積み重ねと繰り返し・・・というのは共通していると思いますから、こう、アウトプットにすることで部分的にでも何かしらのインスピレーションになれば幸いであります。
したがって、「あれから、こうアップデートしました!」という内容の投稿です。
ブログ記事で一番難しいのは前書き部分。はっきり分かりますね。
システム外観
最大構成はこんな感じです。
Macbook Pro (M4 / 48GB MEM) を中核として Resolume、OBS/Youtube、ビジュアライザーを動かしています。
一番大きく変わったところは Resolume を Avenue から Arena に乗り換えた& M2 Macbook Air から M4 Macbook Pro に乗り換えた事で複数画面に対応しました。
やってること
やってること自体は 現在組んでる VJ システムの話(2023年12月版) とほぼ変わりませんのでレイヤーやグループの設定について。
せっかく Arena および M4 Macbook Pro があるので、アドバンスアウトプット機能を使って複数スクリーンを構成して同時出力しています。
特に『DJ 用の VJ モニター』あると良いよなーって前々から思ってたんですが、これを実現しようとすると HDMI スプリッターを複数用意したりと、骨が折れるし不安定要素も増えます。
Mac の Sidecar 機能を使えば、『iPad を Mac の 2 台目のディスプレイとして使う』ことが出来ます。
(明らかに誤用なんですけど、Sidecar 伝わりづらいのでAirPlay って呼んでます。)
これを Screen2 に割り当てて、メイングループの映像を接続してあげることで、メインスクリーンの映像が Wi-Fi 経由で iPad Pro に投影されます。
あとは DJ ブースの見やすい場所に電源ケーブル繋げて設置してあげれば・・・即席 DJ 用 VJ モニターの出来上がり!
まあ、たまに接続切れるから時々見に行くといいよ。
サブグループについては後述するモバイルプロジェクターなどに接続します。
サブ画面モバイルプロジェクター
『持ち込み用のプロジェクター』を購入しちゃいました。
【360°回転可能】Sovboi プロジェクター 天井投影 家庭用 – 20000LM 1080P 自動台形補正
プロジェクターって数十万円するイメージあるんですけど、
なんと、今なら1万円前後でも買えちゃうんですって!奥さん!
ついてる アームは360°回転 するので、別途強力クリップを用意すると天吊プロジェクターが簡単に実現出来ちゃいます。天井にこういう梁が通ってる箱多いから以外に使えるんですよね。
今回の場合 50mm のほうで間に合いますが、梁側が太い場合に備えて 76mm も買いました。
何処目指してるんですか?
使い道としては、別スクリーンにメインではない映像や、優先度が高くない映像を投影したいときに使います。
例えば、フードジョッキー 様の調理状況やメニューなどを投影しちゃったりする場合。
基本的に何映しても良いので、メイングループの映像を流してもゴージャスに出来るわけです。
一瞬の遅延を許容すれば、完全ワイヤレスで HDMI スプリッターも不要!
我ながら、やべーシステムを考案してしまった。
なんでプロジェクター買ったん?
阿佐ヶ谷 DRIFT さんで見たプロジェクター投影が、プロジェクションマッピングっぽくて良いなぁと思ったのでつい。
Macbook Pro (M4 Pro)
M4 Pro(14 core CPU / 20 core GPU)の Macbook Pro を購入しました。
ユニファイドメモリ 48GB、ストレージ1TB。
仕事で使わないのにね・・・・・・馬鹿だね・・・。
今年で一番高い買い物でした。二番目は 引っ越し の費用。
ボーナス時期に併せたりとか、貯めに貯めたクレカのポイントつぎ込んだりとか、M2 Macbook Air を買い取って頂いたりとかして、なんとか致命傷で済みました。
M2 Macbook Air も全然戦えていたのですが、ビジュアライザー動かしながら OBS キャプチャとか無茶苦茶していると、稀に追いつかないところがあり、せっかくなので(なにが?)乗換。
通常、Windows のゲーミング PC 買った方が幸せになれると思います。
リモートコントロール
TeamViewer を使っていましたが、Resolume の Web サーバ機能の UI が結構使えそうなので、
セットリスト決め打ちの場合などに併用しています。
その他 更新投入している機材
中華ミニ PC(曲名表示用/配信)
以前にこのブログでも紹介しましたが、安くて速い中華ミニ PC を幾つか使っています。
その中の一つの使い方として、CDJ の PRO DJ LINK から情報採取できるフリーソフト「beatlink trigger」を使って、曲名表示しちゃえというものがあります。
これを表示させるための PC が欲しくなりました。
買いました。
HigolePC ミニPC Gole1 Pro Mini PC セレロンJ4125 8GB 128GB 5.5インチタッチスクリーン付き
画面がちっちゃいので視認しづらいのですが、Windows 標準機能の拡大鏡を使うことで改善されます。
CDJ 同士を LAN ケーブルで直結している場合は、間に持ち込んだ 5port スイッチング HUB を噛ませることで情報取得できるようにしています。
これもう、ほんとチート級に強くて、大体の曲に対応できます。
まあ、PCDJ と rekordbox 使ってない DJ の前には無力 なんですけどね。
変わった使い方として、OBS での配信も担えます。
ちょっと熱が強かったので、念のためにクーラーをつけてみましたが、
8時間のオールナイトのイベントでもエラーなしで Youtube に送出することが出来ました。
スマホ用三脚
2024年買ってよかったモノの上位に来ています。とにかくコンパクト。
壁フックはもちろん、前述したクランプと組み合わせれることで、ちょっとした管とかがあれば、
どこでもスマホをリモートカメラに出来ちゃいます。
Ulanzi MA26 スマホ三脚 ミニ三脚 全金属製 スタンド&手持ちモード 360度回転
三脚にしては値段が高いのが玉に瑕か。
使用実例
前述のミニ PC による OBS 配信+スマホ三脚による天吊りです。
OBS 画面は反対側の壁にモバイルプロジェクターで投影しています。
おわりに
この投稿は 2024/12/31 の21:30 頃に投稿するので、まだ 2024年ですね。
それでは良いお年を & ハッピーニューイヤー