MacbookAirを買った際に同時にトレーニング権「One to One」を買っていたのですが、
思っていた以上にMacがわかりやすかったので、
もったいないことにあんまり使っていませんでした。
で、最近『Logic Pro X』を買っちゃったのですが、
これの操作も感覚的に使えますが専門用語が多かったりして今ひとつ・・。
One to Oneのコースを眺めてるとLogicもありましたので、使ってみることにしました。
Apple StoreのアプリからOne to One(1時間)を申し込み・・・
いざ、心斎橋のApple Storeへ!
で、改めて、なのですが。
Logic Proというプロ向けツール買った癖に私は音楽知識ゼロです。
4/4拍子とか3/4拍子とかの意味を知ったのはつい最近。
そんな奴がプロ向けアプリケーションの講習に行っていいのか。
鼻で笑われたり、GrageBandからやりましょうかwとか言われたりしないだろうか。
Logicの申し込み時の説明文には以下の様な宣伝文句が書いてるし・・・
あなたは、素晴らしい音楽を作曲するノウハウをすでにお持ちでしょう。
技術面はLogic Pro 9におまかせください。
録音、編集、ミックスまでできます。
プロでない方も使える、プロのスタジオです。
>素晴らしい音楽を作曲するノウハウをすでにお持ちでしょう
ねえよ!(逆ギレ)
という不安から怖くなってキャンセルして逃げようかと思ったりしてました。
色々考えているうちにやって来ました心斎橋。
講習開始時刻 9:00〜
心斎橋のApple Storeの開店時間 10:00〜
アカンがな!お店開いてへんがな!
特に周りにはOne to Oneの人はこちらから・・みたいな看板もなし。
周りにはiPhone5sの予約引取に来たと思われる方々が既に列をなしている・・。
9時は5分を周り、困ってイラだって店の前でウロウロしていると中から店員さんが出てきてお客さんと会話。
それが終わるとおもむろに私の方へ歩いてきて・・
「お客様は何の御用でしょうか?」
あqswでfrgthyふじこlp;
「One to OneのLogicの講習で来たのですが・・・」
「あっ、◯◯様ですね!どうぞお入り下さい!」
結構イラついていたのはありましたが、
いざ中に入ると担当の方から平謝りされたので逆に申し訳なかったです。
ちなみに正解は「正面の自動ドアをこじ開けて勝手に入る」んだそうで・・。
(分かるかっ!っていうか初見で出来るか!)
つまり営業開始前に貸切状態のApple Storeに入ってマン・ツー・マンで講義
頂く訳でありまして、これはもう何という贅沢。
Apple Storeの朝礼とかもうっすら聞こえてきてちょっと貴重な体験ですね。
どこでやるのかなと思ったらお店の隅っこのカウンター席みたいなところで、
トレーナーの方と横並びになってレクチャーを頂く感じです。
最初に自己紹介と経歴について教えて頂いたのですが・・・
・・・え、ちょっと、こんな凄い方に教えてもらっても良いのだろうか?
レッスンとしてはLogicを既に買ったかや、Macを持参しているかどうかのヒアリングから始まり、
DTM経験等も聞かれて、それらに応じて適切な対応をしてくれるようです。
私は以下のように状況を伝えました。
・楽器の生演奏をするがDTM経験はほとんどないどころか、マジで音楽知識が無い
・耳コピしたりしたい
・打ち込みとかもしてみたい
こういう時は見栄なんて張らずにありのままを伝えるべきです。うん。
基本的にレッスンは、トレーナーに質問する→トレーナーが質問に対し、詳細な解説を行う、を
繰り返して行うような感じでした。
(本当にゼロからやるときは、それ用のシナリオがあるんでしょうね、多分。)
分からない事がたくさんあったので聞いてみたところ、
どんなにマヌケな質問に対しても真摯に、かつ、ほぼ即答で回答して頂けました。
例えば「たまたま何らかの操作をしたら出てきたこの赤いバーってなんですか」とか
「オーディオファイルに書き出すときってどうしますか」とか、「ミックス・・?」とか
「このマーカーっていつ使うものなんですか?」とか。
質問した事以外についても、
「アレンジメントマーカーでイントロを入れるとDrummerが検知して、そのとおりにドラムを叩いてくれる」とか、
「ここの設定をするとこのような挙動をするので、こういった場合におすすめ」だとか
「曲の最後に空白を入れると、残響がプツッと切れなくて良い」であるとか、
「ゲーム音楽(!)でループさせる場合は、1周目からでもエフェクトがかかるようにする方が自然だからここにチェックを入れる」
という風に、すべて納得できる理由付きで説明してくれるのです。
必要なら実際の運用でのノウハウも含めて。
加えて使い方が良く分かってなかった、Logicとはあまり関係ない「Main Stage 2」について聞いてみたところ、
ライブ演奏中に起こりえるシチュエーション付きで、Logicとの連携を踏まえて教えてくださる。
これはもう、本当に各ソフトウェアに精通していないと出来ないです。
楽譜(読めない)の作り方について相談もした所、
「例えば楽譜をメンバーに渡してみて、わかりにくいところがあれば印を打ってもらってから、
ここに持ち込んで下さい。良くなるように支援しますし、そうする事でメンバ間のお互いの為になります。」
てな感じでLogicの話に限らず、音楽的な相談についても、かなり踏み込んだ形でご協力頂けるようです。すげえ・・・。
矢継ぎ早に質問している間に一時間はあっという間に過ぎ、セッション終了となりました。
いやー、この1時間のレッスンを最大週1で受けられて年間9880円とか
その辺のDTM教室とかやってけなくなるんじゃないの?っていうくらい親切丁寧でした。
また、LogicにかぎらずOne to Oneでは
Web上のノート機能がついてたりしますので、好き勝手に使って良さそうです。
あ、でもレッスン中は画面切り替えの手間が発生するので、紙と鉛筆のがスムーズかも。
結論になりますが、音楽知識やDTMの知識ゼロでもOne to Oneのレッスンに参加して全然良い
って事だと思いますので、どうか私の予約可能な時間を残した上で皆様活用して下さい。(利己的)