ちょっと時間が経ったり前後しちゃったりしているのですが、書いておこうと思います。
(久々の艦これ以外のネタだな・・・。)書いてるうちに艦これ出てきた。
広島は薬研堀のBAR マシュンゴ様にて、ゲームミュージックな DJ さんをさせて頂く機会を賜りました。
広島には何回か訪問しているのですが、個人的には大阪より西で DJ するのは初!やったね!
マシュンゴでお会いしたお客様や関係者の皆様、ありがとうございました m(__)m
で!、せっかくだから前乗りして観光してから現場入りすることにしたのです。
あと、終わってからも観光したのです。せっかくだから。
(以後、全部観光の話です。)
高解像度の写真 置いときますね。
宮島の観光
宮島(厳島神社)
ほぼ朝イチで訪問したこともあり、人が少なかったです。
独り占めとはいきませんでしたが、ほぼ無人の厳島神社を撮れたりしました。
鳥居は修繕中だったのか鉄の囲いで覆われていましたが、逆にレアだったかも?
鳥居の中に人が居た。
弥山(宮島)
宮島ロープウェイがあるらしいので一回乗ってみたかったのですが、思い切っていっちゃいました。
ロープウェイを登るまで、きれいな森の中を軽いトレッキング・・かと思ったら、
ロープウェイ降りた後、とつぜんハードコア登山になったので、
DJ 機材をホテルに置いてきて本当に良かった・・。正直、相当きつく道中の写真撮れてないです。
山頂からの眺めは素晴ら・・曇ってた!
その後、揚げもみじ饅頭を食べながら大量に押し寄せる見物客と入れ違いで帰りのフェリーへ。
当日は水中花火大会だったようで、ちょっと見たかったですね。(お前 DJ しにきたんだろ。)
うえの(宮島口)
正直なところ今まではあまり印象になかったのだけど、広島の名物「あなご」。
特上の丼を注文しちゃいました。旅先だから良いよね!
なにこれ・・・香り高くめちゃくちゃ美味しい・・・
え、穴子ってこんなにうまいの?
え、お猪口の日本酒100円・・・?
あ、これは私が酒カスなんじゃなくて!
ほ、ほら!地元にお金落とさなきゃいけないし・・・!(※100円)
これまた穴子にめっちゃ合いました。ごちそうさまです。
ちょっと値が張るけど、特上の方があなごが多くて、
山椒効かせてみたり、お酒と食べられて最高ですよ。
人気店らしく長蛇の列なのですが弁当も売っているから、時間のない方はそちらでどうぞ!
この後めちゃくちゃ DJ した。
江田島の訪問
無事にイベントも盛況のうちにも終わり、明朝から次の目的地の呉へ。
と言ってもこの日は呉の観光ではなく、江田島を訪問を目的としていました。
大和ミュージアム隣の客船ターミナルから江田島へ。
江田島には自衛隊の「第一術科学校」があり、見学することが出来るのです。
以前にも見学したのですが、今回も見学させて頂くことに。
↑赤い線が見学経路。
見学中は意外にも(教育参考館を除いて)撮影自由。
▼大講堂(4月撮影)
▼術科学校 回廊(4月撮影)
▼戦艦「陸奥」の主砲
教育参考館は慰霊施設でもあり内部の撮影を一切禁じられていますし、
ダメージジーンズや露出が多いなど、相応しくない格好では入館できません。
観光地じゃないからね。見学だからね。
初回の訪問時は 2F の特攻の記録を見学しているだけで集合時間を迎えてしまったのですが、
それもあって今回は 1F の展示物(日進の窓、天窓)や
隣の公園に安置されている 駆逐艦 雪風 の錨を見学できました。
行きはバスで、帰りはタクシーで港まで行きました。
学校出口でタクシーが待ってるなど、持ちつ持たれつになってるのね。
江田島にはもっと色々見て回るところがあるのですが、
車が無いので江田島をターゲットしていないとすると、これくらいが限度でしょう。
ちなみに4月に行った時は違うルートのフェリーで江田島に入ったのですが、
その時はフェリーの前を潜水艦が横切って航行しました。
すごい!!!!こんな間近で!!!動いてる!!!
テンション爆あがりでしょ・・こんなの・・
友人らと「すげー!すげー!」って言ってたよ(主に俺が)
舵が十字形だから「おやしお型」の潜水艦かな?
X型の舵なら「そうりゅう型」だそうです。(呉だけで得た知識)
海軍さんの麦酒館
呉駅の近くにある海軍さんの麦酒館へ。
海軍ビール!美味しい!(ビールクズなので一人でも飲み放題)
呉は冷麺も有名らしいのですが、めっちゃ並ぶらしい「珍来軒」の冷麺が何故かここで食べられます。
どーみてもオーダー通ってなかったのでとても遅かったのと、
結構フード頂いてから食べたのでちょっと満腹気味で無理やり食べてしまったのが悔やまれる。。
それでもピリ辛風味でなかなかイケました。
あと潜水艦 はくりゅう カレーも食べられます。
潜水艦シールも貰えるはずなのだけど、もらいそびれた。。。
大和ミュージアム
大和ミュージアムに少し早めに到着したので、いっちばーん!乗りです。
ドアの前で待っていると係員の方が出てきて。
「そこは暑いでしょう?そっちの日陰で待ったら良いです。」
優しい・・。
無事いっちばーん先に入館してほぼ無人の大和を撮影できました。
逆光!
写真撮ったり眺めたりしていると係員の方に「お客さん!」と呼ばれます。
何かしら?と思ったら「潜水艦動いてますよ、ほら!」とサプライズ。
サプライズ過ぎて「すごーい!!」というアホなリアクションしてしまったのですが、
こんな事もあるのねー・・。
常設展示も3回くらい見ている事になるのですが、やっぱりうろ覚えで勉強になります。
坊ノ岬沖海戦の最期の時系列は何回みても涙出ますね。
展示内容とかも撮影でき、わざわざ投稿するものでもないと思うので控えますが、
企画展は見ておいた方が良いかと思います。艦の沈んだ地点が記された地図とか圧巻です。
企画展の方では映像もあって、その中で流れる一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会さんの 伊58 特定プロジェクトには
私もクラウドファンディングで参加したのですが、
この映像が流れていて胸が熱くなりました。(8月の訪問時には「神通」の映像に変わっていたけれど)
あ、大和ミュージアムの公式アプリをインストールすると館内の Wi-Fi に接続して、
ガイド音声を聞いたりビデオを見ることができます。
↓リンク貼っといたヨ!
ちなみにこの音声は 竹達彩奈 さんという声優さんが担当されていて、
「艦隊これくしょん」っていうゲームで、大和っていう艦のボイスも担当しているそうです。偶然ですね。
私じゃなくて友達が言ってたんですが、この音声全部録音したアホがいるらしいよ。
軍港巡り
なお大和ミュージアムは再入場できますので、途中で抜け出して軍港巡り行っても OK です。
護衛艦「かが」!間近で見るとあまりにデカくて震えます。遠近感バグる!隣には「さみだれ」。
割と回り込むように見られたので、内部の「加賀」幕もちょっとだけ見切れました。
潜水艦も後ろから!(手前の「しょうりゅう」がX舵)
思ったより色々見られて大満足でした。
ちなみに大和ミュージアム前で呼び込みしてる人がいますが、この人が案内役だった。
潜水隊前
大和ミュージアムの物販でバスの1DAY チケットを買えますので、
これを使ってバス停「潜水隊前」へ。(すげえ駅名・・・)
ここが「アレイあらすこじま」エリアとなります。
ちょうどさっきの写真奥の赤い建物付近ですね。
ここからは潜水艦桟橋を眺めることが出来・・ううむ、近い・・・。
「魚雷クレーン」も、多分当時のまま放置されています。
少し戻ってバス停「子規句碑前」。
ここは「歴史の見える丘」と呼ばれていて、バスから降りると造船所が飛び込んできます。
絶句。バスから降りて眺めた瞬間に声にならない声が出ました。
この写真は超広角レンズで撮りましたが、これは見ないと伝わらないでしょう。
あまりのスケールのデカさは今回の旅で一番の衝撃でした。ちょっと涙出てきた。
てつのくじら館
実際に運用されていた潜水艦「あきしお」の内部を見学したり、掃海の歴史を学べたり出来ます。
あきしおカレーも食べられるはずなのですが、売り切れてた。。
館内では、なんと伊400 で使われていた望遠鏡を体験できます。
たいせつですね。
約3日間、広島〜宮島〜江田島〜呉を単騎で駆けずり回った訳ですが、特に呉なんて全然時間足りませんでした。
艦これコラボイベント ( #呉鎮守府開庁130周年 ) でついでに呉観光しようとしている人は覚悟して優先順位つけたほうが良いよ。
ああ、また呉に行きたい。。。
終わりに
ダライアスバーストのアレンジアルバム、「ダライアスバースト ワンダーリミックス」で、
小倉さんが以下のようなライナーノーツを書かれていました。
2008 – 秋 –
家族がアクアラングに挑戦している間、一人で付近を散歩していた。
すると人気のいない海沿いの格納庫に、一見して深海探査用潜水艇と分かるものがあったのでビデオを撮らせてもらうことにした。
二人の学者が面白がって寄って来た。彼らが僕を招いた先には多数の写真と大きなイラストが貼られており、それらは十分に興味をそそるものだった。
日本海軍の巨大潜水艦だ。
まるで空母のように飛行機を二機載せたイラストを指差しながら、いかに日本の潜水艦技術が高度であったかを語ってくれた。このハワイ沖には日本軍の潜水艦が多く沈められている。
その中でも特に「伊」型と呼ばれる潜水艦を調査しているのだという。既に発見されたものの写真は実に迫り来る「痛み」を感じさせた。僕はただ、呆然とそこにある現実を眺めていた。2009 – 冬 –
巨大な「イ14」の撮影に成功したとニュースが報じた。
– Samurai Submarine – と呼ばれた最新鋭の怪物は60年の眠りの中、深海でひっそりと、しかしその砲台は気高く真っ直ぐに狙いを定めたままのように見えた。
僕はその時強烈に思った。
日本が棄てた – made in japan – の誇りがここにはあったのだと。
「日本が棄てた – made in japan –」の言葉の強さが、10年近く突き刺さっていたのですが、
事前に見ていた「歴史秘話ヒストリア」で登場した戦艦大和の工法や、
それを実践するジャパンマリンユナイテッドのドックを見て、
脈々と受け継がれているものも確かにあるのだ、と10年越しに思い知った次第です。
次もなにか、発見できると良いな。