【艦これ】『深海大サーカス 不思議の国の1BY3H』を見てきました

全部、杞憂だった。

はじめに

謎のイベント、【深海大サーカス「不思議の国の1YB3H」-1YB3H’s Adventures in Wonderland-】に行ってまいりました。
例によって「行ってよかった・・・」みたいな感想しか出てこないわけでありますが、
新春ジャズと同じくサーカスロスに陥っていますので、早く円盤出してください。

舞浜アンフィシアターは、我々(誰だよ)が最も縁遠いであろう
夢と魔法の国」がある舞浜駅の近くにあります。
もっと突っ込んで言えば「ディズニーアンバサダーホテル」の隣にあります。

艦これ界も、いよいよ以ってネズミ王の領地に踏み込んだわけですね。
家族連れの皆さんにご迷惑かけないよう鼠輸送みたいにコソコソ移動致しました。

それでは行ってみましょう。

艦これサーカス?

相変わらずエイプリルフールを所信表明の日か何かと勘違いしている我らが艦これ運営。

何いってんだこいつ

その後、さらに驚きのメイン出演者(としれっとタイトル)発表

京本政樹!!!???
えっ、あの人ですよね???

最初、メインゲストが京本政樹さんとの事で「え?男性?!」と驚きを隠せませんでした。
しかも深海サイドの司令官というわけでもなく、ボス級の『』という役回り。
世界中で「船の性別は女性」と決まっているのですが、突然の男性キャラ!

たしかに『鬼』が船でないとすれば性別は女性とも限らないが・・・
ここで艦これ界で棚上げにされ続けていた一つの疑問が出てくるのです。

「鬼」とは
我々は何と戦っているのだろう?

メインゲスト京本政樹さんが発表されてから、
これは(私の中の) 「艦これ」観の根本を揺るがす存在ではないだろうか・・・
少しばかりの不安を覚えていました。

あ、舞台役者さんだし女型の可能性も微粒子レベルに存在するぞ!(ねえよ)

直後に京本政樹さんのスペシャルメッセージも発表。

鎖を磨く鬼と書いてマサキと読みます。」のシュールさに思わず笑ってしまったのですが、
続く「西村艦隊と〜」で笑いが消えました。これマジなやつだ。

その後、4枚申し込んだチケットのうち2枚が当選し、腹をくくって会場に足を運んだのです。
(8/10 夜、8/11 昼)

サーカス本編

流れ続ける専用 BGM 「不思議の国の1YB3H」の中、着席。
良いなコレ・・・。

開幕。バックスクリーンに映し出される無数の時計。
それらが、それぞれ「7時53分」という時間を指して止まります。

ステージ下のリフトから深海磨鎖鬼が登場します。
帽子を投げ捨て「私は磨鎖鬼。深海磨鎖鬼。」と名乗る磨鎖鬼。

やべえ・・京本政樹めっちゃカッコいい・・・
その圧倒的ビジュアル力の高さに思わず見入ってしまいます。
音楽もめっちゃカッコいい・・・

ひとしきり話し終えた磨鎖鬼が 手に持っていた大きな本を開くと、舞台に Warspite が。
でも、迷っている様子で慌てるとそのまま一瞬で消えてしまいました。

そして始まるプロローグの幕開けを告げるサーカス。

インラインローラースケートを履いた人たちが、
6人2組で左右から狭い通路をビュンビュン走り回ります。すげえ!!!
加えてプロジェクションマッピングによる CG サーカスを前景に、
リボンに巨大ボールに輪っかの大騒ぎ。
(注:こんなの文章で表現できるわけがない

どこか狂気じみたサーカスの音楽をバックに次々と圧倒的な情報を流し込まれ、
私の思考能力がどんどんと麻痺していきます。

あれ、なんかボクカワウソとキリン改二がいたような・・
ボクカワウソは 3DCG だったのに、キリン改二は低解像度のアレだったような…

狂乱のサーカスが明けると再び Warspite と磨鎖鬼。
Warspite は深海磨鎖鬼の手下、「深海道化鬼」に囚われます。
(捕まるというか、はいこっちこっち。って連れて行かれているような感じか。)

磨鎖鬼「おや?うさぎが紛れ込んだようだ。丁度いい、彼女たちを招待しよう。」

海底の背景に変わり、イ級の群れを軸にした深海棲艦によるサーカスが始まります。
(BGM:深海への誘い)

え・・すごい・・なにこれ・・・、まるで水底からゆっくり昇るように・・・
後ろでめっちゃクルクル回ってるし・・・

既にサーカスで脳を破壊された私の記憶はうろ覚えで、小学生みたいな感想しか残っていません。
スケートでゆっくり交差するの、動作の美しさ凄い。





↘ ←伝われ(無理

曲の終盤、大きな布で深海の赤いクラゲを作っていたのですが、
とにかくキレイな事を強く覚えています。
出演者の方が告知で投稿されている動画の 34秒くらいの部分。

暗転し、山城、満潮、時雨が登場。どうやら他の艦とはぐれてしまった様子。
この3隻は声優さんがそのまま演じてるんですね。(Warspite もか。)

うさぎの耳と尻尾を纏った Warspite が海域(舞台)に。

Warspite 「時間が!!時間が!!このままじゃ!!
私の速力が遅いですって!?そんなことない!!」

けたたましく、そのまま海域の奥へ。満潮たちも後を追う。

満潮「こんなところにラッパが・・・」

うさぎを見失ったり見つけたりしている間に満潮がトランペットを見つけ、山城に手渡す。

山城「不幸だわ・・・!」
山城「はい、時雨」
時雨「えっ」

※正直良くわからないが年末 JAZZ で
時雨の声優さんがトランペット披露したことに関連するものと思われる

山城「あれは潜水カ級!?なんて数!」
時雨「危ない、山城は僕と満潮の後ろへ」

直後に駆逐イ級や「潜水カ級」の群れと交戦。

初登場の潜水カ級は仮面を着用していましたが、
ダンスでは仮面を外すと、更に中から光る仮面が!
両手に仮面を持って踊る妖しい深海ダンスに息を呑む。

駆逐イ級はローラースケートでの高速な陣形行動で、
潜水カ級は満潮たちにくっつき纏わりつくように襲います。(良かった)

それぞれ射撃時にちゃんと射撃ポーズをちゃんと取ってるの、良かった・・・

ところどころ山城が離脱して、満潮と時雨の2隻になりましたが、
背中合わせで手をつないでいるように見えたのが良かった・・・

山城「時雨、打電をお願い『我敵ト交戦セリ、友軍支援艦隊求ム』!」
時雨「えっ」
満潮「早く!!」
時雨「分かったよ!」

時雨が手にずっと持っていたラッパを吹き始めたのは「戦争を忌む者」のサビ部分。
しかも繰り返したサビ後半部分をハイトーンで・・・上手くね・・・?

打電に応えて現れた支援艦隊は川内、神通、那珂の二水戦!
客席通路から舞台の海域へ突入。
満潮、時雨らと敬礼後、滑るように(滑ってるんだけど)カッコよく敵に砲撃。

ところどころ川内と神通、那珂がアイコンタクト取ったり頷いたりしてて、
「あ、これアニメで本当に見たかったやつだ・・・」などと考えてしまう。
(そんな余計な事考えてるから内容がちゃんと思い出せねえんだよ。)

二水戦は時雨らと敬礼を交わしたあとフェードアウト。格好良かった・・・。

うさぎを追いかけ、一行は更に奥に、奥に。

磨鎖鬼「どんどん奥に進むが良い。その先は地獄かも知れないね。」
磨鎖鬼「真実に近づくというのは 苦しみや悲しみを直視するということだ。」
磨鎖鬼「案内しよう。君たちも良く知る、あの海峡だよ。」

あの海峡・・・レイテ沖のスリガオ海峡

「不思議の国」の核心に近づいてきました。

されども深海の攻勢は止まず、戦艦水鬼まで現れる厳しい戦況の中、
姿を消していた深海道化鬼が大きな旗を持って登場。
旗を振り上げ、中から現れたのはスペシャルゲストの中西圭三 氏。

中西圭三氏 「シズメ シズメ シズメ・・・」

モドレナイノだああああーっ!!!!
舞台が赤く染まり、歌の最中も止まない攻撃に蹂躙される時雨達。容赦ない。
客席もみんな赤い探照灯を掲げて歌い全提督が深海棲艦サイドに。容赦ない。
追い詰められたかと思いきや歌唱が終わってから山城が突入。

山城「邪魔だ・・・どけええええ!!!

ほ、ホンモノだ・・・!(2018冬イベ レイテ前篇より)

〜〜
幕間「Woman」歌唱
〜〜

時雨「満潮、あの海峡に突入するよ!」
満潮「ここから先は本当の地獄ってわけね・・上等よ!!」

海峡に突入し敵の攻撃に耐えたり掻い潜ったり、
『渚を越えて』の歌唱を聞いたりしながら、孤軍奮闘していた満潮と時雨ですが、
軽巡ツ級(のグラフィックが表示された気がしたが)に分断され、満潮が被弾し倒れます。
それを目撃した時雨は「満潮!!」と呼びかけますが、その嘘を突かれ時雨も被弾。

お互い満身創痍で倒れるも、到底届かない位置から手を伸ばして互いを気遣う・・・

ピンチながらも名シーン過ぎて・・・
ここ、一切セリフ無いのに・・・

ここで『友軍艦隊!反撃開始』のイントロ。
姿を見せたのは最上扶桑朝雲山雲・・・不思議の国の西村艦隊フルメンバー!!
海域に飛び入ると時雨満潮を救護し、一人ずつポーズを決めて援護射撃。

朝雲の「第9駆逐隊をなめないでよ!」と言わんばかりの髪をかきあげる決めポーズとか、
山雲の「きゃっ♪」って感じのポーズとかもう良すぎて筆舌に尽くしがたかった・・・
#西村艦隊ありがとう

進撃を続けた西村艦隊は、ついに『海峡夜棲姫(レイテ海戦 前半)』と対峙。

海峡姫姉妹は輪に入って高く吊り上げられ、垂れた布は4隻の戦艦水鬼によって保たれます。
(注:こんなの文章で表現できるわけがない

交戦の末、海峡姫(姉)を撃破する西村艦隊。

妹は咄嗟に手を伸ばすも、届かず墜ちていく姉の亡骸。
姉を失い慟哭する海峡姫(妹)、そして・・・


海峡姫(妹)の叫びで背景の彼岸花が青く染まる。(BGM はレイテ海戦後編 ラストボス BGM)
壊となった妹の憎悪の反撃によって、時雨らを含む西村艦隊はあっという間に壊滅状態。

海峡姫を演じられた方の Tweet がそのとおりの表現でしたので引用させて頂きます。

死闘の末あわや全滅かというところで、矢矧改二と阿武隈が率いる第六駆逐隊が登場。
舞台の外で長大なリボンを使ったエアリアルを披露しながら、海域外から砲撃!
これは・・・間違いなく決戦支援艦隊を表現している・・・!

立ち直った西村艦隊と乱入した支援艦隊はついに海峡姫(妹)を追い詰め、
まさにトドメを刺されんと海峡姫がへたり込んだその時!

Warspite 「Admiral!私、間に合いました!ほら!」

Warspite の手に掲げられたのは、浮き輪さん状の懐中時計(羅針盤)
ちょっと動揺する提督たちをそのままに暗転!
その時計は8時13分を指していました。

〜〜
幕間「月夜海」歌唱
〜〜

深海磨鎖鬼が再度登場。
満潮、時雨、山城の行動を見定めていたのか「君たちになら未来を託せる」と謝意を示します。

磨鎖鬼「多くの提督たちよ、ありがとう!」

歓声と共に紫で染まる探照灯。ありがとう磨鎖鬼…

再び暗転し、元の海へ。

時雨「僕たち、戻ってこれたんだね」
満潮「夕日が綺麗」
山城「姉様、ありがとう・・・」

無事に「不思議の国」から生還した3隻は帰投するのでした。

物販

今回はランダム整理券が配布され、その順番で購入できることに。
後の番号を引いてしまうとほとんど売り切れというジゴク・・。
しかも整理券配布時間の情報は現地に掲示されるのみというスーパージゴク!
でも優しい現地提督様がTwitter にて実況してくださるので、なんとか把握できました。
ありがとう!

探照灯買えなかったけどな!
買ったもの。
・アーケードカードセット&Tシャツ(深海磨鎖鬼)
・ボクカワウソ&キリン改二タオル
・ボクカワウソフェイスタオル
・公式ポスター

▼速攻で売り切れるボクぐるみ(サーカスver)

フード物販

今回は謎の深海カレーというメニューが出ていました。


うわあ、全然インスタ映えしねえ!!(イカスミ入ってて美味しかったです)

艦娘遊撃隊の皆様

3日目:金剛、比叡、霧島、榛名

4日目:比叡、白露

いつも思うけど本人よね、これ。

展示

瑞鶴決戦modeだと・・・?

スケート夕張も出してくれる我らが SEGA

自分で「けしからん」って言っちゃってる一番くじもありました。



ううむけしからん。

参考

2回見たとはいえ、私の粗末な頭では到底覚えきれるものではなく、
拝見しながら本エントリを書きました。勝手にお礼申し上げます。
http://kancolle.doorblog.jp/archives/55662497.html
https://twitter.com/AlbaOrizzonte/status/1160413028862455811?s=20
https://twitter.com/iwana_/status/1160870273152716800?s=20
https://twitter.com/mebiusstyle/status/1161408344982089728?s=20

なかでも、
7時53分:真珠湾「トラ・トラ・トラ」打電時刻
8時13分:スリガオ海峡突入打電の時刻
は、私では行き着かなかったでしょう。

言うまでもないですが、本編のキャラクターのセリフやシーン展開、間違ってるかも知れないからね。

終わりに

当初は『鏡の国のアリス』のような完全別世界の話だと思っていましたが、
そうではありませんでした。

未来と今、そして過去は鎖のように繋がっている」という磨鎖鬼の言葉にある通り、
満潮らが磨鎖鬼によって見せられていた海域は、過去の海域に極めてよく似ていたのでしょう。
それが艦これのレイテ海戦なのか、「1944年」だったのかは彼女らにしか分かりません。
風化させないようにこのサーカスと3隻を通じて、鎖磨鬼が観客に訴えていたのかも知れません。

海峡姫にトドメを刺さなかったのもあくまで過去を見せるためで、変えるためではなかったのかも。

 

私は後段の日程で参加したのですが、前半においては登場する友軍は西村艦隊ではなく、
金剛型の4隻だったそうです。そうすると、また全く違う受け取り方になると思うのですが、
同じサーカスのはずなのに、提督によって見たものが違うというのも、興味深い話ですよね。
無良提督が登場して磨鎖鬼と対峙したらしい。
てか千秋楽はうさぎ瑞鶴だったらしいし!ちくしょう!見たかった!円盤出せ!!!!!!!

でも4日目の決戦支援、大井と北上だったし!それだけでボロボロ泣いたし!もう超良かった!!!

 

さて、カーテンコールではキャストが登場してお辞儀していくのですが、
京本政樹さん(深海磨鎖鬼)だけは、磨鎖鬼の立居振舞を最後まで崩されませんでした。

そういった意味で、あの舞台の上では京本政樹は居なかったのでしょう。
ありがとう、深海磨鎖鬼・・・。涙が止まりませんでした。

そして私が抱えていた不安を顕在化させる事なく見事に回避し、
深海磨鎖鬼というギリギリの存在を作り上げた運営さん・・ありがとう・・・

あと中西圭三さん良かった・・・特に2日目の Timing の本人歌唱・・・

今回はいつも以上にまとまっておりませんが、私自身がサーカスを見て、
何かに吐き出して気持ちにケリを付けないと未来に進めない状態になっていた為、
とりあえず書きなぐったものです。

この感覚はなんなのか、思えば新春JAZZは純粋に艦これ楽曲に焦点を当てていましたが
今回は上演という形で「艦これ」の根っこにまでスポットライトが当たったからなんでしょうね。
恐らくそれは、運営の思想を見える化した共通言語であり、きっと氷祭りもそうだったのでしょう。

 

私は、何を見てしまったのだろう。
とりあえずこう言うでしょう。「あれは艦これだった」と。
不安に思っていたことは「全部、杞憂だった」と。

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